署によると、現場の遺留品や目撃者の証言をもとに捜査を進め、新井容疑者の軽ワゴン車を割り出したという。千葉県内にいた新井容疑者を見つけ、逮捕した。新井容疑者は神奈川県出身で、「おでん」や「自然農」に関する著作がある。
2017年04月17日
●ひき逃げ容疑でフリーライター逮捕 おでんに関する著作
神奈川県湯河原町吉浜の国道135号で3月26日、同町中央1丁目の森田としさん(当時88)が死亡したひき逃げ事件があり、小田原署は16日、山梨県富士河口湖町小立、フリーライター新井由己容疑者(51)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)などの疑いで逮捕した。新井容疑者は「人らしい物体にぶつかった認識があるが、動揺して申告ができなかった」と容疑を認めているという。
署によると、現場の遺留品や目撃者の証言をもとに捜査を進め、新井容疑者の軽ワゴン車を割り出したという。千葉県内にいた新井容疑者を見つけ、逮捕した。新井容疑者は神奈川県出身で、「おでん」や「自然農」に関する著作がある。
署によると、現場の遺留品や目撃者の証言をもとに捜査を進め、新井容疑者の軽ワゴン車を割り出したという。千葉県内にいた新井容疑者を見つけ、逮捕した。新井容疑者は神奈川県出身で、「おでん」や「自然農」に関する著作がある。
2017年04月15日
●警察庁、遠隔監視の無人運転車の公道走行実験を解禁へ…過失責任は遠隔操作者
警察庁は、遠隔監視する無人運転車を公道で実証実験することを認めるための道路使用許可基準案を策定した。
警察庁が遠隔監視の無人運転車の公道での試験を認めるのは初めて。基準を満たしている遠隔監視している無人運転車について、道路交通法第77条の道路使用許可を受けて実施することができる許可対象とすることによって、全国で実験主体の技術のレベルに応じた公道実験が可能となる。
基準案によると、無人運転車を公道試験するためには、遠隔で監視して必要な安全実施体制がとられている必要がある。実験車両を監視、操作する人が法規上の運転者に課された義務を負う。遠隔監視・操作者は運転免許証が必要。
遠隔操作の無人自動車を公道で試験するには、警察官、警察職員が実験車両に乗車して審査を受ける必要がある。遠隔監視・操作者が遠隔型自動走行システムを用いて、実施しようとする公道実証実験の環境に応じ、必要な時間帯、期間に原則として実施場所の区間の全部を、交通事故を生じさせることなく、法令にのっとって実験車両を走行させることができることを確認する。
実証試験する場所は、実験車両を安全に走行させるために必要な通信環境を確保できる場所で、一般道路利用者の通行に支障を及ぼす場所や日時が含まれないこととする。
遠隔型自動運転車の公道実証実験では、通常発生し得る条件や事態を想定して走行し、実験車両が安全に公道を走行することが可能であることを、実験主体が確認する必要がある。遠隔監視・操作者は、実験車両の制動機能を的確に操作しなければならない。
さらに、遠隔監視・操作者が、映像や音で通常の自動車運転者と同程度に実験車両の周囲と走行する方向の状況を把握できることや、通信の応答に要する時間が、想定される一定の時間を超えた場合、自動的に実験車両が安全に停止する機能も必要としている。
緊急の必要が生じた場合、警察官から求められたときには、現場に急行できる体制を整備しなければならない。交通事故が発生した場合、実験車両が交通の障害とならないようにするための措置の方法について資料を警察に提出する必要がある。
遠隔監視・操作者1人が複数の無人運転車を走行させる場合、全ての実験車両の周囲と走行する方向の状況を把握するための映像、音を同時に監視できる必要がある。走行中に遠隔監視・操作者が1台の実験車両について遠隔から操作した場合、他の実験車両の監視・操作が困難となることを踏まえた安全対策が盛り込まれた計画が必要。
走行審査で、遠隔監視・操作者が操作をせず、交通事故を起こさず、法令にのっとって全ての実験車両が走行できることが確認される必要がある。同時に監視・操作する実験車両の数を増やす場合、原則として1台ずつ実験を改めて増やす必要がある。
公道実証実験の期間は最長6カ月
警察庁が遠隔監視の無人運転車の公道での試験を認めるのは初めて。基準を満たしている遠隔監視している無人運転車について、道路交通法第77条の道路使用許可を受けて実施することができる許可対象とすることによって、全国で実験主体の技術のレベルに応じた公道実験が可能となる。
基準案によると、無人運転車を公道試験するためには、遠隔で監視して必要な安全実施体制がとられている必要がある。実験車両を監視、操作する人が法規上の運転者に課された義務を負う。遠隔監視・操作者は運転免許証が必要。
遠隔操作の無人自動車を公道で試験するには、警察官、警察職員が実験車両に乗車して審査を受ける必要がある。遠隔監視・操作者が遠隔型自動走行システムを用いて、実施しようとする公道実証実験の環境に応じ、必要な時間帯、期間に原則として実施場所の区間の全部を、交通事故を生じさせることなく、法令にのっとって実験車両を走行させることができることを確認する。
実証試験する場所は、実験車両を安全に走行させるために必要な通信環境を確保できる場所で、一般道路利用者の通行に支障を及ぼす場所や日時が含まれないこととする。
遠隔型自動運転車の公道実証実験では、通常発生し得る条件や事態を想定して走行し、実験車両が安全に公道を走行することが可能であることを、実験主体が確認する必要がある。遠隔監視・操作者は、実験車両の制動機能を的確に操作しなければならない。
さらに、遠隔監視・操作者が、映像や音で通常の自動車運転者と同程度に実験車両の周囲と走行する方向の状況を把握できることや、通信の応答に要する時間が、想定される一定の時間を超えた場合、自動的に実験車両が安全に停止する機能も必要としている。
緊急の必要が生じた場合、警察官から求められたときには、現場に急行できる体制を整備しなければならない。交通事故が発生した場合、実験車両が交通の障害とならないようにするための措置の方法について資料を警察に提出する必要がある。
遠隔監視・操作者1人が複数の無人運転車を走行させる場合、全ての実験車両の周囲と走行する方向の状況を把握するための映像、音を同時に監視できる必要がある。走行中に遠隔監視・操作者が1台の実験車両について遠隔から操作した場合、他の実験車両の監視・操作が困難となることを踏まえた安全対策が盛り込まれた計画が必要。
走行審査で、遠隔監視・操作者が操作をせず、交通事故を起こさず、法令にのっとって全ての実験車両が走行できることが確認される必要がある。同時に監視・操作する実験車両の数を増やす場合、原則として1台ずつ実験を改めて増やす必要がある。
公道実証実験の期間は最長6カ月
2017年04月14日
●<北海道5人死傷事故>2被告の懲役23年支持、控訴を棄却
北海道砂川市の国道で2015年6月に一家5人が死傷した交通事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた、いずれも上砂川町の無職、谷越隆司被告(28)と古味(こみ)竜一被告(28)の控訴審初公判が14日、札幌高裁であった。高橋徹裁判長は両被告を懲役23年とした札幌地裁の1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
高橋裁判長は、運転中の両被告が「互いに相手を意識して高速で並走し、赤信号を無視する意思を暗黙に相通じて共謀した」と認定。谷越被告は酒気帯び運転、古味被告はひき逃げをしており「犯罪の悪質さが他に類を見ないほど際立ち、1審の量刑が不当だとはいえない」と判断した。
判決によると同年6月6日午後10時35分ごろ、両被告は別々の車を運転し、赤信号だった国道12号の交差点に100キロを超す速度のまま相次いで進入。谷越被告の車が歌志内市の会社員、永桶(ながおけ)弘一さん(当時44歳)ら一家5人の乗った車に衝突した。更に古味被告の車が、車外に投げ出された永桶さんの長男(当時16歳)を約1.4キロ引きずるなどして4人が死亡、1人が重傷を負った。
両被告は「赤信号を殊更に無視しておらず、共謀もしていない」と主張。1審判決は事実誤認があり、量刑も重すぎるなどと訴えていた。
判決後、谷越被告の代理人を務めた坂口唯彦弁護士は「主張が理解されなかったことは残念。上告するかは被告と相談して決める」と述べた。一方、永桶さんの妻で事故で亡くなった文恵さん(当時44歳)の母広沢千恵子さん(85)は弁護士を通じて「控訴が棄却され、ひとまず安心した」とコメントした。
高橋裁判長は、運転中の両被告が「互いに相手を意識して高速で並走し、赤信号を無視する意思を暗黙に相通じて共謀した」と認定。谷越被告は酒気帯び運転、古味被告はひき逃げをしており「犯罪の悪質さが他に類を見ないほど際立ち、1審の量刑が不当だとはいえない」と判断した。
判決によると同年6月6日午後10時35分ごろ、両被告は別々の車を運転し、赤信号だった国道12号の交差点に100キロを超す速度のまま相次いで進入。谷越被告の車が歌志内市の会社員、永桶(ながおけ)弘一さん(当時44歳)ら一家5人の乗った車に衝突した。更に古味被告の車が、車外に投げ出された永桶さんの長男(当時16歳)を約1.4キロ引きずるなどして4人が死亡、1人が重傷を負った。
両被告は「赤信号を殊更に無視しておらず、共謀もしていない」と主張。1審判決は事実誤認があり、量刑も重すぎるなどと訴えていた。
判決後、谷越被告の代理人を務めた坂口唯彦弁護士は「主張が理解されなかったことは残念。上告するかは被告と相談して決める」と述べた。一方、永桶さんの妻で事故で亡くなった文恵さん(当時44歳)の母広沢千恵子さん(85)は弁護士を通じて「控訴が棄却され、ひとまず安心した」とコメントした。